
スザンヌランランです↑
昨日フランスから帰って来ました

いやー疲れました

今日本の男子テニス選手は1人も予選に出場していません。もちろん選手それぞれの考えがあって、ポイントが足りないから、クレーに2,3試合出てもサーフェスに慣れてないので等、まだまだいろいろな理由があると思いますが、どうなのかなと思います…。
今回全仏を見る上で
・トッププロはビデオ等の試合(現在自分はgaora等の試合はほとんど見ています)と比べてどれほど違うのか?
・気迫はどれほどのものか?日本人との違いは?
・技術の違いはあるのか?
等を男子を中心に観戦してみました。


現在世界6位のNovak dyokovic です。シードも同じです。
この試合は2日目の1回戦で見たのですが、相手はコロンビアの120位くらいの選手。結局ストレートでジョコビッチが勝ったのですが、3セット目はどちらとってもおかしくない展開でした。途中から雨が降り出したりして流れが変わってなんとか取りましたがあれを相手が取っていたらどうなっていたのだろうという試合でした。他のコートもそうですが男子はランキングに差があろうがあまり関係ないです。
唯一この人は余裕でしたが↓

1,2回戦を見たのですが、対戦相手がフェデラーのサーブを読みずらいらしくそれ程速いサーブでなくともガンガンエースを取られてました

ストロークラリーも他の選手は割と自分のスピードで打っていましたがフェデラーはライジング気味で打ち合ったと思ったら急にスピードを下げて、スライスを混ぜたり、ショートクロス気味に打ったりとにかく相手に読ませないタイミングを合わせないといった所を意識しているように見えました。まあ裏づける技術があっての事ですが




Nikolay davydenko選手、現在世界3位で昨年のBNP paris indoorで優勝しているので満席になってました。アザーコートで見たので1〜2メートルの距離で見れたので迫力がすごかったです

クレーなのにインドアかハードのように打ちまくってました。相手のイタリア選手も90位台の選手でストローカーだったのですが、1stはいい打ち合いがあったりしたのですが、ダビデンコの方がどんどんギアが上がって来て、ストローク、サーブともコーナーぎりぎり厳密に言うとライン上

あと何人か南米(アルゼンチン)の選手を見ましたが、とにかく気合がすごい

belroq(arg)の1回戦を見たが、belroqはお世辞にもフォームがきれいとは言えない


日本の選手でここまで気持ちを感じさせてくれる選手は少ないのではないか?
やはり環境がハングリーにさせているのだろう。
「この試合に負ければ生活していけない」「テニスを止めて自国に戻っても仕事があるわけではない。」
ちょっと大げさかもしれないが、そんな状況を感じさせてくれるプレイだった。この気合を伝えるのは難しいが比較的裕福な家庭がテニスをする日本とお金を稼ぐためにテニスをする南米の選手。この差は埋まりそうにもないかと感じながら試合を観戦した。